AIに記事を書いてもらっても、コピーして保存し、WordPressへ登録し、リンクを確かめる作業が残る。忙しい会社員がブログを続けるなら、文章を作る速さだけでなく、その後の手間まで考えたいところです。
オトンライフでも、調査や原稿が用意されても、本人のログインや確認が必要な場面が残っています。そこで、AIに渡す仕事を「何を作るか」から「どこまで実行し、何を確認したら完了か」へ整理しています。
この記事では、ブログ運営をAIへ任せる範囲を決めるチェックリストを紹介します。完全自動化や収益化に成功した話ではありません。2026年10月31日時点で実行できたことと、まだ確かめていないことを分けてお伝えします。
1. 「記事を書いて」で終わらせず、完了地点を決める
本文がチャットに出てきた時点で完了なのか、下書き登録までなのか、承認した内容を公開し、通常のURLで確認するところまでなのか。依頼の最初に決めます。
- 目的:誰の、どんな困り事を解決する記事か。
- 対象:新しい記事か、既存記事のどの部分を直すのか。
- 成果物:本文だけか、抜粋・画像・内部リンクも含むのか。
- 完了条件:保存先、公開状態、リンク先、表示の確認結果まで必要か。
既存記事を直すなら、変える範囲と残す範囲も指定します。たとえば「この案内だけを差し替え、URLと前後の本文は維持する」。意図しない全面書き換えを防ぎ、変更前後を比べやすくできます。
2. 本人の認証と、AIに任せる作業を分ける
オトンライフでは、ログインや認証は本人が行います。パスワードやワンタイムコードをチャットで渡す運用にはしていません。認証後も、使える接続機能やサイト側の保護によって、AIが実行できる範囲は変わります。
本人にしか分からない体験や支払額も、AIに推測させません。新しい契約・課金・外部サービスへのデータ共有・セキュリティ設定の変更は、記事づくりとは分けて判断します。
公開まで任せる場合は、対象記事と変更内容を明確にします。「一記事の更新を任せた」ことを、別サービスへの登録やサイト全体の設定変更まで許可した意味にはしません。
3. 「下書き」「公開」「確認済み」を区別する
作業報告が「できました」だけでは、何が終わったのか分かりません。次の状態を分けると、本人が同じ画面を何度も開き直す手間を減らせます。
- 原稿完成:文章はあるが、WordPressへの登録や公開はまだ。
- 下書き保存:編集画面に登録済み。一般の読者には未公開。
- 公開済み:公開操作が完了した状態。
- 公開確認済み:通常の公開URLを開き、本文・画像・リンクが意図どおりかを確認した状態。
保存ボタンを押しただけで終わらせず、成功表示と公開ページの両方を確かめます。エラーが出た場合も、すぐ同じ操作を繰り返す前に、既に反映されていないかを確認します。
4. そのまま使える依頼文
次の文の[ ]を、自分の記事に合わせて埋めて使ってください。使っているAIに必要な操作機能がなければ、この文だけで実行できるようになるわけではありません。
対象は[記事名・URL]です。[読者の困り事]を解決するため、[変更する範囲]を改善してください。[残す本文・URL・画像]は維持してください。現在の接続で実行できる作業は進め、必要な本人認証と判断だけをまとめて知らせてください。公開は[下書きまで/指定した内容の公開まで]とします。契約、課金、外部共有、権限や保護設定の変更は別途確認してください。完了時は、実際に変更した内容、保存先または公開URL、確認結果、未実施の項目を分けて報告してください。
「公開まで」の欄は、内容の確認方法とセットで決めます。本人の体験談、数字、他社の商品条件など、根拠が不足する箇所を埋めたまま公開しないことも伝えておきます。
オトンライフで実行できたこと
2026年10月31日には、本人のログイン後、AI側で既存記事の案内を修正し、保存と公開表示の確認まで進められました。新規申込受付が停止しているサービスの広告を外し、契約前に確認する項目と公式案内に置き換えています。自己紹介から副業選びの記事への本文リンクも追加しました。
今回は、本人が完成原稿をコピーしてWordPressへ貼り直す工程はAI側で実行しています。ただし、本人の作業時間が何分減ったかは測定していません。毎回のログインが不要になったわけでも、定期的な自動投稿の仕組みが完成したわけでもありません。
収益への効果も未確認です。記事を公開したことと、読者が増えること、申込や確定報酬につながることは別々に確認します。
まず一記事で、残った手作業を確かめる
最初からサイト全体を無人運転にするより、一記事で本人の操作回数、確認に使った時間、やり直しになった箇所を記録すると、次に任せる範囲を決めやすくなります。追加費用がかかるなら、その金額も一緒に残します。
副業の種類から迷っている方は、先に使える時間や収入が必要な時期を整理してみてください。AIを使うことより、自分の生活の中で続けられる方法を選ぶことを優先します。

